亦楽とは古語の「拾遺亦楽（しゅういえきらく）」から。遺物を拾い集め、一つにまとめるのも、また楽しい、という程度の意味。このメモは私の手帳、 切り抜きなどを整理し、編集し、また追加、訂正したもの。更に、折に触れ、時々、また、最近になって見聞したもので筆者がこの亦楽メモ向きに面白いと感じたものを追加した。あくまでも私のためのメモである。しかし、参考に人様に提供する意図で大胆に思い切って印刷した。                
　最初は90頁ぐらいだった（亦楽メモ）が次々と追加、訂正して今では５００頁になってしまった（新亦楽メモ）。内容は老若男女向きと思っているが、男性と老人向きに偏りがある。政治や金儲けの話はない。衣食住の話も少ない。川柳と五行歌の引用が多いが、これは筆者の好みである。これを読まれた方が、こんな話はどうだ、というものがあれば是非に教えて欲しい。適切に追加したい。

　この新亦楽メモは、（再度言及するが）個人的な備忘録（既述したように私のメモ）である。筆者は現在87歳であるが加齢と共に健忘症になり、ある事柄について「あれは何処に書いてあったかな？」と探すけれどもなかなか見つけられない。そのための補助手段としてのメモであり、大変に有効であった。同じ悩み事は同年代の人にも共感して頂けるであろう。自分のためのものだが、最近では参照、活用する機会が少なくなってきた。そこで、折角まとめたものだから、同じ悩みを持つ高齢者（いや、働き盛りの現役、青壮年の方々も）のためにもお役に立つような話題のネタ、ヒントの参考になればと思って整理して纏めたものである。また、不要な記述、どうでもよい記述、ない方がよい記述などもあると思うが自分のために折角まとめたものであり、あえて削除はしていない。     
 ＜後書きより一部抜粋＞

◆同書の目次

 
   １．健康、高齢者
   ２．人生、運命

　３．自然、社会

　４．人間、性格

　５．ゴルフ、酒

　６．男女、夫婦

　７．教育、研究

　後書き

著　者：上村　克郎

版　型：四六判

頁　数：５０６頁

発行日：2016年6月

ISBN：978-4-903476-56-8